【栗東通信】キーンランドCで逃げる馬は?

 06年から重賞に格上げされたキーンランドC(28日・札幌)。過去10年で4コーナー2番手以内の馬が6勝を挙げており、小回りらしく先行馬有利なレースでもある。過去、フルゲートを割ったのは12年だけで、この時の勝ち馬はパドトロワ。ハナを奪って逃げ切った。フルゲートに満たない(14頭・23日現在)今年も逃げ馬には注意が必要だ。

 ただ、重賞Vが逃げ切りのアクティブミノルはここ2走のように、ハナを主張しない構え。同馬を担当する中村助手からは「何が逃げるんですかね?」と逆取材されたが、函館で取材にあたる当方は明確な返答ができなかった(函館在厩馬は6頭から「逃げる」という話は聞いていないので…)。

 札幌在厩馬のセカンドテーブル?レッツゴードンキ?それともソルヴェイグか?取材場所を札幌に移してから探るとしよう。(井上達也)

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