【小倉記念展望】古豪ダコールがシリーズ制覇に弾みのV狙う

 「小倉記念・G3」(7日、新潟)

 小倉で最も歴史のある伝統の重賞。激戦ムードが漂うが、注目は8歳の古豪ダコールだ。2月の小倉大賞典はタイム差なしの2着。前走の七夕賞も2着とまとめ、力の衰えがないことを証明した。中竹和也調教師は「良馬場だと力を出せますね。前走もハンデを背負っていたし、小牧ジョッキーも完璧に乗ってくれた。小倉は一番路盤が合っている。今回もハンデ次第だけど、具合はいいので」と力を込める。サマー2000シリーズ制覇に向けて結果を出したいところだ。

 アングライフェンは前走のマレーシアCをV。勢いに乗っての参戦だ。安田隆行調教師は「前走はうまく競馬してくれました。ジョッキーの判断も良かった」と振り返る。小倉は千八ながら2戦2勝と好相性。今回は輸送減りを考慮して、先週金曜に小倉入りした。「当日の馬体重は470キロ台をキープできればいいなと思っています。早めの小倉滞在がどう出るか」と期待を寄せる。

 昨年の2着馬ベルーフ、昨年のダービー2着馬サトノラーゼン、オルフェーヴルの全弟リヤンドファミユと池江泰寿厩舎は3頭出し。14年2着馬マーティンボロは近況さえないが、小倉では実績があるだけに軽視は禁物。プランスペスカは13番人気だった鳴尾記念で3着と好走。自在性を生かして一発を狙う。昨年4着のクランモンタナも上位をうかがう。

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