「レディースチャンピオン・プレミアムＧ１」（８月２日開幕、津）

　津でレディースチャンピオンが開催されるのは０８年の第２１回以来２回目。水面のある伊勢湾は南北に縦長の地形で、太平洋からの南風の通り道。強風が吹くと急激に悪化する。東海地区では最も荒れやすいとも言われている。そこで地元期待の塩崎桐加（２４）＝三重・１０５期・Ａ２＝に水面特性を聞いてみた。

　「冬場に比べると８月はあまり風は吹かない。インが強いと思います。ただ、吹く時は追い風なので、極端にＳが難しくなる。そうなるとダッシュ勢にもチャンスが出てきますね」。風の見極めがカギを握りそうだ。

　現行エンジンは昨年９月１９日から使用開始。相場は固まっている。エース機はないが、２連対率３５％以上で近況の動きが良ければ素直に信用できそう。４０％超で優出６回以上をマークしているのが６８、２２、２１、５４、１８号機。中でも５月に鶴本崇文、吉川喜継と連続優勝した６８号機、７月に菊地孝平でＶの２１号機はともに伸びの良さが目立っていた。また、数字はいいが、７１、４８号機は転覆や気温上昇でパワーダウンしている可能性があり要チェックだ。