サトノダイヤモンド凱旋門賞回避

 ダービー2着馬サトノダイヤモンド(牡3歳、栗東・池江)が、登録していた凱旋門賞・仏G1(10月2日・シャンティイ)を回避することが25日、発表された。

 「現地で(前哨戦を)1度使うとなるとニエル賞・仏G2(9月11日・シャンティイ)が妥当。そこから逆算するとスケジュールがタイトになるので、今年は断念しました。来年以降ですね」と池江師が説明した。

 秋は神戸新聞杯(9月25日・阪神)で始動し、菊花賞(10月23日・京都)へ向かう。現在は放牧中で帰厩は8月下旬を予定。「きのう見てきたけど、既に乗りだしている。故障があるとか、痛みがあるとかは全くない。(落鉄で傷めた)爪も“日にち薬”でしょう」と見通しを語った。

 僚馬で凱旋門賞に登録していたサトノノブレス(牡6歳)、サトノラーゼン(牡4歳)も回避が決定。11頭が登録した日本馬のうち、現段階ではドゥラメンテ(牡4歳、美浦・堀)、マカヒキ(牡3歳、栗東・友道)の2頭が出走を表明している。

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