【宝塚記念】ブラックさらに成長

 「宝塚記念・G1」(26日、阪神)

 ファン投票で1位に選出されたキタサンブラックが15日、栗東CWでハードに攻めた。先行するワキノヒビキ(4歳1000万下)を目がけてジワッと体を併せ、馬なりの手応えで6F81秒3-38秒1-11秒9をマークした。

 僚馬と鼻面を並べてゴール板を通過すると、入線後も軽く気合をつけられる熱の入れようだ。騎乗した黒岩(レースは武豊)は「6Fからスムーズにギアが上がった」としまい重点の内容に満足げ。放牧から帰厩後、コース追いは今回で5本目となるが「(能力に)体が追いついてきたから、この負荷に耐えられるのでしょう。前回(天皇賞・春=1着)も良かったけど、あの時よりも余裕がある」とさらなる成長を感じ取る。

 見守った清水久師も「いつも通り。順調です」と納得の表情。舞台は阪神芝2200メートルに変わるが「大丈夫。阪神も経験しているからね。競馬をよく知っているし、センスがあるので」と力強くうなずいた。

 演歌界の大御所・北島三郎の所有馬。ファン投票では8万2121票を獲得した。「オーナーは“すごいな”と話されていました。断トツですものね。“いい競馬をしましょう”と話しました」と指揮官。上半期を締めくくるグランプリレース。“祭り”の準備は着々と進んでいる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス