【イスパーン賞】ヒカリ10馬身差V

 「イスパーン賞・仏GI」(24日、シャンティイ)

 日本が誇る“特急ヒカリ”が9頭立てで行われた欧州遠征初戦で衝撃的なVを決めた。2番手を追走したエイシンヒカリ(牡5歳、栗東・坂口)が、直線で一気に抜け出すと10馬身差の圧勝。昨年末の香港Cに続く、海外G1連勝を決めた。

 この後はプリンスオブウェールズS・英G1(6月15日・アスコット)に転戦する予定だが、武豊は同じ競馬場で行われる凱旋門賞・仏G1(10月2日・シャンティイ)への参戦も熱望する。

 今年のガネー賞・仏G1の1、2着馬を子ども扱いにした走りに「非常に走りやすく、この馬に合っているようなので、個人的には秋に同じ舞台に戻ってきたいと感じました」とコメント。凱旋門賞の一次登録(約90万円)は行っておらず、出走するには9月29日締め切りの追加登録(登録料約1500万円)が必要になるだけに、動向が注目される。

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