【ダービー卿CT】紅一点マジック快勝

 「ダービー卿CT・G3」(3日、中山)

 あいた内を迷わず突いた。鞍上の左ステッキ12発に応え、紅一点マジックタイムが牡馬を蹴散らして重賞初制覇。前日の雨の影響で芝の内寄りは荒れ気味だったが、メンバー最速となる上がり3F33秒8の脚を繰り出して栄冠を勝ち取った。

 2日の船橋S(サザナミ)に続いて3日の中山メーンもジャックしたシュタルケは、短期免許期間最後のレースを制して満足そう。「パドックで初めてまたがったが、乗りやすい馬だね。いつも斤量54キロ以上で乗っているので、ハンデが53キロと聞いた時は心配になったが、(減量を)頑張って良かった」と笑みがこぼれた。

 中川師は日経賞のゴールドアクターに続いて2週連続の重賞勝ち。「特に変わったことはやっていないですが」と言いながらも、厩舎の好調なリズムにまんざらでもない表情。「荒れた馬場はあまり気にしない馬。ハンデも軽かったから」と淡々と勝因を語った。次走はヴィクトリアマイル。春盾に挑む牡馬のエースとともに、頂上決戦を見据えていく。

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