【南関東競馬】ソルテ、重賞5連勝
「ゴールドカップ・S3」(22日、浦和)
単勝1・5倍で断然の1番人気ソルテが、スタートから先頭に立って逃げ切り、重賞5連勝の成し遂げた。2着は好位から伸びた5番人気のタイムズアロー、3着には連覇を狙った3番人気のリアライズリンクスが直線で差を詰めて入った。
優勝騎手の吉原寛からの第一声が、「ご心配をかけて申し訳ありません」。レース直前に放馬のアクシデントがあったが、終わって見ればソルテの圧勝劇。6連勝で昨年2着の雪辱を果たした。
レースは作戦通りの展開。「ハナに行ってくれ」とオーナー、指揮官からの指示を貫き通した。2番人気の新鋭レガルスイが直後につくとペースを上げ、直線に入ると後続を5馬身も突き放して完勝。南関東マイル王として力の違いを見せつけた。
今後の予定は打倒JRA。「自厩舎でしっかり調整した後、フジノウェーブ記念(2016年2月24日・大井)から、かしわ記念(同5月5日・船橋)」と寺田新師。来年も重賞連勝を更新し続ける。