【天皇賞】ラブリーデイ急成長期待

 「天皇賞(秋)・G1」(11月1日、東京)

 ラブリーデイの快進撃は突然始まった。年明けの中山金杯で重賞初タイトルを手にすると、続く京都記念ではキズナ、ハープスターを撃破。距離が長過ぎた阪神大賞典(6着)と天皇賞・春(8着)は敗退したが、鳴尾記念、宝塚記念を連勝して、中距離の頂点を極めた。さらに、秋初戦の京都大賞典も完勝。今年だけで既に重賞5勝。もう、その強さに疑いを挟む余地はない。

 「本当、進化しているよね。前走も幅が出てパワーがついているとは思ったが、それで切れ味も出たのは意外。あそこまで切れるとは。後ろ姿なんか(父の)キングカメハメハにそっくりになってきたね」と池江師は急成長ぶりに目を丸くする。

 前走は得意とはいえない2400メートル戦だったが、それで上がり3F32秒3という驚異的な末脚を発揮。今回はベストの2000メートル戦。相手はそろうが、戴冠の期待は高まる。

 主戦・川田の騎乗停止により、浜中に乗り代わりに。指名を受けた皐月賞(15着)以来のコンビとなるジョッキーも「2戦連続(宝塚記念・デニムアンドルビー、京都大賞典・サウンズオブアース)であの馬の2着に負けていて、強さは分かっている。チャンスは大きい」と意欲をみなぎらせる。池江師&浜中コンビはミッキークイーンで秋華賞を勝っており、流れもいい。「11・1」も、きっとラブリーな1日になる。

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