【スプリンターズS】ストレイト好気配
「スプリンターズS・G1」(10月4日、中山)
綿密に張った伏線を、きっちり回収する時がやってきた。昨年2着馬ストレイトガールに好気配が漂う。「前走のセントウルS(4着)の時はおとなしかったし、パドックでは1人で引っ張れたほど。でも、今回は馬の前向きさや、トモの張りが全く違う」と田中博司助手は上積みを強調した。
前哨戦は、本番までの間隔を考慮したソフトな仕上げだった。普段の休み明けはレースの約40日前に帰厩するのが定番だったが、前走時はあえてトレセン入りを10日遅らせたという。「この馬自身、(今回の)中2週が初めてということもあり、追い切りが1本足らない状態でセントウルSに臨んだ。前走では手探りな面もあったけど、これで体調、メンタルがどれだけアップしたのか手に取るように分かった」と胸を張る。初の中山にも「レースがうまい馬なので」と意に介しない。ヴィクトリアマイルに続くG1制覇へ、視界は良好だ。
年内での引退が決定済み。暮れには昨年3着に終わった香港スプリントへの再挑戦を予定しているため、今回が国内最終レースとなる見込みだ。「日本では最後だし、ここで結果を出してほしいね」。史上7頭目のマイル&スプリントG1制覇も懸かる大一番。最高の走りを日本のファンの目に焼き付けたい。


