【オールカマー】ヌーヴォ岩田闘魂注入

 「オールカマー・G2」(27日、中山)

 先週に続き主戦・岩田が栗東から駆け付けて行われたヌーヴォレコルトの最終リハは24日、美浦Wを単走。6F83秒2‐38秒5‐12秒7と時計的には目立つものではなかったが、2週連続で鞍上がしっかりと闘魂を注入した。

 その笑顔が全てを物語っていた。「いい動きだった。特にラスト1Fのアクションはすごかった。1週前がダラダラした追い切りだったから、今週も乗せてもらいに来たんだ。先週とは中身が違っている。これなら気持ち良く週末を迎えられそう」とうなずいた。

 昨年のオークスを制したあとはローズS、中山記念には勝ったものの、G1は秋華賞、エリザベス女王杯でともに2着に惜敗。前走の宝塚記念もほとんど見せ場がなく5着に終わった。岩田は「特に前走の内容が良くなかった。もう少し自分で競馬をつくりに行けば良かった。だからこそ、今回は結果を出さなければいけない。何とか復活させてあげたいんだ」と、自らに言い聞かせるように言葉に力を込めた。

 動きを見守った斎藤誠師も「追い切りの動きはこれくらいで十分でしょう。ジョッキーも今回はいい感触をつかんでくれたはず。ここまでは予定通り。まずは秋初戦をしっかりと決めたい」と熱く燃えている。万全の態勢を整え、反抗の秋へと走りだす。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス