【セントライト記念】アレグリア豪快

 「セントライト記念・G2」(21日、中山)

 蛯名の激しいアクションに応え、豪快に最先着だ。ダービー7着以来のタンタアレグリアは17日、美浦Wの3頭併せで最後方から発進。中インパルスヒーロー(5歳オープン)を3馬身、外グランノーヴァ(3歳未勝利)を5馬身突き放した。5F70秒9-39秒5-12秒2と全体の時計は平凡だが、ゴール後の1Fも手を緩めずに負荷をかけた。

 「先週よりはいいけど、まだ良化途上の感じはあるかな」と主戦は期待の大きさゆえに少々辛口だが、見守った国枝師は及第点を与える。「いいんじゃないかな。春と比べて目方は変わっていないけど、中身がしっかりしてきた。始動戦としては十分な仕上がりでしょう」と菊花賞へ向け好レースを誓った。

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