【セントウルS】逃走アクティブ大金星

 「セントウルS・G2」(13日、阪神)

 大金星だ。10番人気の伏兵アクティブミノルが鮮やかな逃走劇で古馬の追撃を振り切り、2つ目の重賞タイトルを手にした。この勝利で、スプリンターズS(10月4日・中山)への優先出走権をゲット。芝6Fで負け知らずの3歳馬が、G1獲りに名乗りを上げた。シリーズ逆転Vを狙った1番人気のウリウリは鼻差及ばず2着に惜敗した。

 初の古馬相手にも動じることなく、自分のスタイルを貫いた。トップスタートを決めてハナを奪ったアクティブミノルが、マイペースに持ち込んでまんまと逃げ切った。

 最後の直線。2番手につけたハクサンムーンが伸びあぐねると、そこからは自分との戦い。ゴール寸前でサマーシリーズ制覇に執念を燃やす岩田&ウリウリが急追したが、藤岡康が渾身の右ステッキ連打で鼓舞。追撃を鼻差しのぎ切り、逆転Vの夢を打ち砕いた。

 イキのいい3歳馬をVへと導いた鞍上は「スタートが決まって、(理想である)ハナを奪えたことが大きい。楽に行かせてもらえたので、脚色が鈍ることなく、最後まで踏ん張ってくれました」と笑顔。この勝利で芝6Fは重賞2勝を含めて3戦3勝と負け知らず。「千二だと強いということを証明できた。これから、もっともっと力をつけてくれると思います」とさらなる飛躍を約束した。

 復帰戦へ向けて3週連続で駐立練習を施したという北出師は「前回よりも落ち着きがあった。ゲートを普通に切ったらポンと出ると思っていた」としてやったりの表情。前後半の3Fが34秒0-33秒8での逃げ切りVに「楽なペースだったし、脚がたまっているなと思った。最後は何とかしのいでくれたね」と満足げにうなずいた。

 勢いに乗って、次戦はスプリンターズSに挑戦。藤岡康がビッグアーサーでの参戦を予定しているため、現時点で鞍上は未定だが「テンションを上げないように調整したい。次もハナにこだわって。ゲートの速さが持ち味だから」と早々と逃げ宣言。若々しい走りで、G1でもアッと言わせてみせる。

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