【キーンランドC】ハーフ乗り込み十分

 「キーンランドC・G3」(30日、札幌)

 4月の阪神で1000万下特別を勝ち上がった時からサマースプリントシリーズ制覇を意識していた。函館スプリントSを制したティーハーフが重賞連勝を狙う。「春の時点で体も成長してきてこれならと」と深川助手。ここまではプラン通りに歩んでこられた。

 前走は豪快な追い込みを決めてVをもぎ取った。「開幕週だから行けたら前に、って話してたんですけど、意図せず後方になってしまって」と振り返る。末脚の切れ味は際立っていた。

 前走後は放牧に出てリフレッシュ。「レースの直後は体が減ったんですが、7月31日に函館に戻ってきた時は前走比で20キロくらい増えて帰ってきて、ほっとしました。何本か時計も出しておいてくれたようですし、おかげで緩んだ感じもなかったです。体が増えていたおかげで、調整しやすい体で助かりましたよ」。約1カ月の函館での乗り込みで、もう一度ここにピークを持ってきた。

 当週は26日が札幌で使う馬の函館退厩期限。「もう少し絞り込めそうですが、直前と輸送でレースに合わせてちょうど良くなりそうです」。夏の電撃王にぐっと近づくためにも譲れない一戦だ。

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