【VM】ヌーヴォ勝って宝塚記念へ
「ヴィクトリアマイル・G1」(17日、東京)
昨年のオークス馬ヌーヴォレコルトが2つ目のG1タイトルを狙う。
今年初戦の中山記念ではロゴタイプ、イスラボニータと皐月賞馬2頭が顔をそろえたが、直線で狭い内を突いてV。牝馬の中山記念制覇は24年ぶりの快挙だった。
鞍上の岩田が「休み明けでもきっちり差してくれた。能力があるし、根性もある」と評価するように、トップクラスの牡馬相手でもやれることを証明。担当の小松厩務員も「勝ったときは、さらにすごい馬になると思った」と、この1戦を振り返り、今後の飛躍を確信した。
7日には栗東から岩田が駆けつけ、美浦W6F80秒7-36秒3-11秒8を計時。斎藤誠師は「まだ気合が入っていなかったが、これでスイッチが入ると思う」と説明。「次は宝塚記念(6月28日・阪神)だけど(ここでも)結果を求められる。勝っていきたい」と意欲を示す。
今後は牡馬との戦いを予定している。だからこそ牝馬相手の今回は負けられない。主戦は「自分の競馬ができれば結果はついてくる」と締めくくった。