【スプリングS】フォワード太~く進化

 「スプリングS・G2」(22日、中山)

 先週の中日新聞杯をディサイファでV、アネモネSではメイショウメイゲツが桜花賞行きの切符を手にするなど、小島太厩舎が活気づいている。皐月賞の最終トライアルには、師が“具合はムチャクチャいい”と胸を張るフォワードカフェがスタンバイ。牡馬クラシック初戦の優先出走権ゲットに自信を見せている。

 先週14日の土曜日、小島太厩舎が久々にブレークした。中山7Rでストレンジクォークが2勝目を挙げ、ダービートライアルの青葉賞(5月2日・東京)へ向かうことが決定。中京メーン11Rの中日新聞杯ではディサイファがVを決めた。さらに中山メーン11RアネモネSでメイショウメイゲツが2着に入り、見事に桜花賞の優先出走権をゲットした。

 昨春、現3歳世代の新馬がスタートする前に師はこう語っていた。「ここ数年の2歳馬は自信がなかった。リップサービスはしたが、やはり結果が伴わなかった。でも、今年の2歳は今度こそ違うはず」。その言葉が現実に近づきつつある。

 皐月賞の最終トライアルに送り出すフォワードカフェは福島の新馬戦を完勝後、逃げから追い込みまでさまざまな競馬を試したが、結果に結び付かなかった。だが、前走の水仙賞で2番手から抜け出す正攻法の競馬でやっと2勝目をつかんだ。「最初は素質だけで走っていたが、ここに来て線の細さが解消してきた。具合はムチャクチャいい。相手が強いのは分かっているが、ウチの馬もまだまだ進化する」と、ここに来てトーンは急上昇している。

 父は自身が手掛けたマンハッタンカフェ。先週のフィリーズレビューをクイーンズリングが制し、同じ3戦無敗馬ルージュバックとともに同産駒の2頭が桜花賞の主力となった。血の勢いも味方に、今度は牡馬クラシック戦線でも存在感を示すか。

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