【アーリントンC】スターワン文句なし
「アーリントンC・G3」(28日、阪神)
無傷の3連勝へ、視界は良好だ。ナリタスターワンが25日、栗東CWで軽快な動きを示した。
5Fで1秒7追走したメイショウインロウ(6歳1600万下)に1馬身先着。道中の折り合いもつき、末脚の鋭さも文句なし。5F66秒8-38秒5-12秒3のタイムに、高橋亮師は「先週はちょっと重かったんだけど、仕掛けてスッと反応してくれたし、いい感じできています」と確かな手応えを口にした。
鞍上は騎手時代同期の福永。もともと深い縁で結ばれているが、スターワンを見いだしたのは福永の師匠である北橋元調教師で、オーナーとは親族の間柄だ。セレクトセールで購入後、「若くて優秀なトレーナーを紹介してほしい」と頼まれた福永が、高橋亮師を推薦した。「初めて見たのは(初戦の)競馬場だったけど、やっぱりいい馬。楽しみ」と期待を隠さない福永。
主役としてNHKマイルCへ駒を進めるためにも、まずはタイトル奪取で強烈に存在感をアピールする。