【フェブラリーS】2着インカン手応え

 「フェブラリーS・G1」(22日、東京)

 15年最初のG1で、5番人気のインカンテーションは2着だった。コパノリッキーが2番手から力強く抜け出す快勝劇で史上初の連覇を果たした。3着には3番人気のベストウォーリアが続いた。

 持てる力は示した。最後方から運んだ前走の東海S(3着)から一転、積極的に4番手で運んだインカンテーションが直線でしぶとく末脚を伸ばし2着。初騎乗の内田博が能力の高さを引き出した。

 「スタートを上手に出たし、道中もスムーズ。うまく運べたと思ったが、勝った馬が強かった」と鞍上は振り返る。また、羽月師は「最後までしっかり伸びてくれた。満足はしていないが、納得はできた」とうなずいた。

 通算3度目のG1挑戦。過去2回は13年JCダート14着、昨年のチャンピオンズC10着と見せ場をつくれなかったが、今回は半馬身差と奮闘した。内田博が「(G1制覇を)いけそうな気がする」と言えば、指揮官も「近いうちに獲りたい」と前を向く。ローテは未定だが、今年は大きな飛躍の1年になりそうだ。

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