【東京新聞杯】グランパ重賞2勝目だ
「東京新聞杯・G3」(8日、東京)
今年のJRA種牡馬成績で首位に立つのが、1日に東西で産駒が計11勝を挙げたキングカメハメハ。獲得賞金では2位のディープインパクトに約2億2000万円差をつけ、勝利回数の32勝(31頭)も断トツだ。そこで注目がキンカメ産駒のタガノグランパ。昨秋のマイルCS以来の実戦でも仕上がりは上々だけに、ビッグウエーブに乗っての重賞2勝目を期待できそうだ。
“波”が押し寄せている。月が変わり、先週日曜(1日)は東西でキングカメハメハ産駒が大暴れした。京都で7勝、東京で4勝。1日1場7勝も複数場の同日計11勝も、これまでサンデーサイレンスが持っていた記録(それぞれ6、9勝)を塗り替える大記録だ。
今週の東西重賞のメンバーで、東京新聞杯のタガノグランパが唯一のキンカメ産駒。昨年のファルコンSに続く2つ目のタイトル獲得へ、勢いが背中を押す可能性は十分にある。昨秋のマイルCS10着以来の実戦。帰厩したのも1月初旬だが、松田博師は「休んでいたのとは違うから。牧場でも1週間に1本は速いところを乗ってきている」と、緩みはないことを約束する。
今週は栗東CWでラスト重点にしっかりと反応。ゴールした直後の2角で放馬したものの、すぐにつかまり事なきを得た。普段から余計な悪さをしない利口な気性が、こんなところでも生きていた形だ。木曜の朝も、何事もなかったように坂路を1本駆け上がった。
クラシックでは皐月賞こそ17着に大敗したが、ダービーと菊花賞はともに4着。全3勝が1400メートルと、距離的には万能タイプだ。「福永が乗って勝った時(ファルコンS)は良かったな。ああいうためる競馬ができればいいんだ。左回りのマイル前後の舞台は合うはずだから」。キンカメ産駒が今週もまた存在感をアピールする。
