「有力馬情報」（１１月１９日）

　◆エリザベス女王杯２着のヌーヴォレコルト（牝３歳、美浦・斎藤）は、来春の宝塚記念（６月２８日・阪神、芝２２００メートル）を最大目標にする。「始動戦は未定ですが、香港のクイーンエリザベス２世Ｃ（４月）を使うプランも」と師。２１日に放牧へ出される。１６着のレッドリヴェール（牝３歳、栗東・須貝）は１９日に放牧へ。「来春のヴィクトリアマイル（５月１７日・東京、芝１６００メートル）から逆算してローテを組む」と師。

　◆スプリンターズＳ３着のレッドオーヴァル（牝４歳、栗東・安田）は「香港スプリントの招待待ちですが、来なければ京阪杯（３０日・京都、芝１２００メートル）へ」と師。ジョッキーは池添を予定。福島記念５着のナカヤマナイト（牡６歳、美浦・二ノ宮）は有馬記念（１２月２８日・中山、芝２５００メートル）に直行する公算が大きい。

　◆短期免許　ＪＲＡが１１日、ウィリアム・ビュイック騎手（２６）＝デンマーク＝に交付。期間は２２日～１２月２８日まで。身元引受調教師は友道師で、身元引受馬主は吉田和美氏。１９日に栗東を訪れ、「（映像を見て）京都金杯の勝ちっぷりが鮮やかで、スパッと切れる脚があるイメージ。ここでもチャンスはあると思う」とエキストラエンドで挑むマイルＣＳへの意気込みを語った。

　◆裁定委員会　ＪＲＡは１９日に「騎手・吉田隼人の暴行事案」に対する１回目の裁定委員会を開催。今後は本人の弁明機会を付与し、第２回の委員会を経て最終的な処分が決定される。同騎手は今年７月に札幌市内で知人に暴行したとして、１０日に札幌簡易裁判所において罰金刑を受け、１２日から騎乗停止処分となっている。