「レディースチャンピオン・Ｇ１」（８月５日開幕、三国）

　プレミアムＧ１の「第２８回レディースチャンピオン（女子王座決定戦）」が８月５～１０日まで三国ボートで開催される。当欄では６回にわたり、同レースの魅力を紹介する。

　１９８０年代前半から女子選手養成に力を入れるようになり、女子戦の人気が急上昇。８７年にレディースチャンピオン（女子王座決定戦）が創設された。第１回は１２月だったが、第２回からは３月へ移行。第２６回からは夏場の開催に変わった。

　８８年にグレード制が導入されるとＧ２に格付けされ、００年の第１３回からＧ１に昇格。そして、今年からマスターズチャンピオン（名人戦）、ヤングダービー、クイーンズクライマックス（賞金女王決定戦）と並ぶプレミアムＧ１となった。

　出場資格は選考期間（前年６月１日～同年５月３１日）の勝率順。前回覇者と昨年８月１５日以降のオール女子戦、今年４月以降のＧ３オールレディースの優勝者には優先出走権が与えられる。

　過去の女王を振り返ると、Ｖ３は鵜飼菜穂子、山川美由紀、横西奏恵、Ｖ２は日高逸子、谷川里江、西村めぐみ、寺田千恵、田口節子。実力者が結果を出しているが、近年は次世代の若手台頭が目覚ましい。