【武蔵野S】ゴールスキー荒馬場なんの

 「武蔵野S・G3」(10日、東京)

 開門から3時間以上が経過した栗東坂路。荒れた馬場で折り合いを欠きながらも6日、ゴールスキーは失速することなく踏ん張った。4F53秒3‐39秒7‐13秒0。池江師は「テンで掛かったので、最後は伸び切れなかった」と不満を口にしつつも「全体の時計は優秀だから」とうなずいた。

 ダートへ転向して4戦。初戦こそ久々の影響で9着に終わったが、その後は2、1、1着。ダートG1・4勝を挙げたゴールドアリュールの異父弟らしく、砂でよみがえった。

 短期放牧を挟みつつとはいえ、コンスタントに使われているせいか「現状維持が精いっぱい」と指揮官は控えめ。それでも「フェブラリーS(来年2月23日・東京)へつながるレースができれば」と、兄弟同一G1制覇という野望を胸に送り出す。

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