【VM】サウンド新女王へ充実一途

 「ヴィクトリアマイル・G1」(12日、東京)

 決戦を翌日に控えた11日の朝、曇り空のもと、サウンドオブハートは午前4時40分過ぎに馬場入りした。美浦南Aを単走でゆったりとしたキャンター。時折、首を上下に振るしぐさを見せたが、全体的には落ち着いた雰囲気で周回した。

 これにて最終調整を完了‐のはずだったが、そこから歩を進めたのは坂路。馬場の外めをじっくりと1本駆け上がった。「元気がいいし、少し走りたい気持ちを出させた方がいいと思ってね」と松山康師は、余計な力を発散させる手に出た。「無事に(調整が)終わったな。落ち着いているし、ギリギリ我慢している。ひとつ切れたら爆発しそうだ」。これまで多くの名馬を育ててきたトレーナーが、最後に施したさじ加減に狂いはない。

 来年2月いっぱいで定年を迎える名将にとっては、17年ぶりのJRA・G1制覇がかかる。「マイナスのない馬。こんな馬にはなかなか巡り会えない」とほれ込む逸材。あとはコンビ2戦2勝と手の合う池添に託すだけだ。「まだ(鞍上は)何も言ってこないけど、それでいい。きっちり仕事をしてくれれば、な」と満足そうにほほ笑んだ。

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