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「マーメイドS・G3」(17日、阪神)
G1・7勝の3冠馬が父なら、母は名牝と呼ばれたG1・2勝馬。超良血馬グルヴェイグが“4きょうだい重賞制覇”を狙って出陣する。13日、栗東CWの追い切りでは、しっかりと四肢を伸ばして絶好の動きを披露。好調をアピールすると、3連勝での重賞突破へ、限りなく視界を広げた。
上昇、そして充実。本格化した超良血馬が力強く弾けた。グルヴェイグは栗東CWでトーセンケイトゥー(4歳500万下)と併せ馬。5F71秒3‐40秒3‐12秒1をマークすると、手綱を抑えたまま併入した。
東京遠征を挟んでの中1週。そんな強行軍を感じさせない動きに、角居師は「気負い過ぎていないか、反応を確かめる感じ。いい状態で最終追いができた。少しずつ体質がしっかりとしているし、ご飯も食べている。順調にきています」と納得の表情を見せた。
前走が圧巻だった。下級条件とはいえ、余裕の手応えで3馬身差の楽勝。今回は一足飛びの重賞挑戦になるが、C・ウィリアムズが手応えをつかむ。「乗りやすくてコントロールしやすい。指示した通りに反応してくれる。ここまで上り詰めるのに時間がかかったのが不思議なぐらい。重賞でも十分に通用すると思っている」。2週連続の重賞Vへ胸を躍らせる。
父ディープインパクトに母エアグルーヴ。父母合わせて21勝を挙げる夢の結晶だ。この日、宝塚記念でコンビを組む異父兄ルーラーシップに騎乗した主戦が「やはり兄弟。一緒だなと感じた」と目を丸くすれば、トレーナーも「大きく飛ぶところが似ている」と豪快なフットワークを強調する。
もともとが奥手の血統。弱点だった肩に無理な負担を与えず、じっくりと育ててきた。「傷みが出そうという手前で放牧へ出してきた。だから2回しか使えないことが多かったけど、今は肩の動きが良くなった」。成長を促したからこそ、今の姿がある。「この血統で言えば、もうちょっと頑張らないといけないのかも。期待に応えられるようにしたい」。飛躍の秋をにらみ、待望のタイトル奪取を誓う。
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