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「天皇賞(春)・G1」(29日、京都)
ついに再戦のチャンスが巡ってきた。叩き2戦目で大舞台に臨むクレスコグランドが、打倒オルフェーヴルに虎視たんたん。「未知の距離になるが、3200メートルでも掛かることはない。条件は合うと思う」と古川助手は意欲をのぞかせた。
27日は栗東坂路で16‐16。力強い脚さばきが目を引いた。「ひと叩きして、今回は体に実が入った。臨戦過程としても前走以上」と仕上がりに胸を張る。前走の大阪‐ハンブルクCは0秒2差の3着。「(最後に伸び切れなかったのは)休み明けと勝ちに行った分でしょう。ポテンシャルは相当に高いですね」。陣営が期待した以上の上昇カーブを描いている。
まだ勝負はついていない。ダービーは5着に終わったが、「三千ならオルフェーヴルを止められる」と、陣営が菊花賞への夢を膨らませた矢先にアクシデントが発生。神戸新聞杯直前に、両前肢挫創で戦線離脱を余儀なくされた。怪物への進化を始めていたオルフェに勝てたかどうかはともかく、重賞勝ちのある淀で、適性の見込める長距離戦なら一矢報いるシーンはあったかもしれない。
今や国内最強となった4冠馬に、改めてたたきつける挑戦状だ。「(オルフェの)背中は遠いけど、もう1回チャレンジできる」と仕上げ人は武者震い。成長した姿を見せつけるとともに、一躍スターダムにのし上がってみせる。
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