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【天皇賞】ジョーダン、オルフェ食う!

 厩舎周りを運動するトーセンジョーダン(撮影・石湯恒介)
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 厩舎周りを運動するトーセンジョーダン(撮影・石湯恒介)

 「天皇賞(春)・G1」(29日、京都)

 4冠馬にとって、最大の敵は身内にいると言っていいだろう。昨秋の天皇賞馬で同厩舎のトーセンジョーダンが26日、秋春盾連覇に向けて好気配だ。指揮官いわく“松岡修造キャラ”の熱血漢が、闘志をむき出しに悲願達成といく。

 オルフェーヴルの1強とは言わせない。“規格外”は身内にもう1頭いる。池江厩舎が送り込むのは昨秋の天皇賞馬トーセンジョーダン。同厩の4冠馬に、大きな障壁として立ちはだかる。

 常識を覆す速度で本格化を遂げた。入厩から10日で制した昨夏の札幌記念を皮切りに、天皇賞・秋はレコードV。JCではブエナビスタと激闘を繰り広げ、有馬記念も小差の5着。今年初戦の大阪杯こそ3着に終わったが、久々&他馬より重い58キロの斤量。悲観すべき内容ではないだろう。

 4冠馬と並ぶ厩舎の看板タレント。取材陣からの“オルフェを有名人に例えると?”という問いには言いよどんだ師だが、ジョーダンについては「松岡修造(元プロテニスプレーヤー・タレント)」と即答した。「普段はおぼっちゃんだが、走るときは前向きになる」。昨秋の天皇賞時もあふれる闘志をむき出しに、ビリビリとした空気を漂わせていたという。「鞍をつけるのも危ないぐらいだった。今回もそのときに近い感じ」。スイッチが入れば熱血漢だ。

 「よく食べ、それが実になっている。食べることが好きなんです」と師。まさに“くいしん坊!万才”。オルフェにも負けぬ筋骨隆々の肉体は、旺盛な食欲によってつくられた。

 外めの(8)枠(16)番も問題なし。「好きな位置につけられるでしょう」と意に介しなかったのは川合助手だ。秋春連覇に向け、僚馬相手でも容赦はしない。

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