イメージ崩さぬように外出時も滝沢賢治でいた

 「スクール☆ウォーズ」よりも前、スニーカー役で出演していた「太陽にほえろ!」で、かなり鍛えられてはいました。

 「太陽にほえろ!」には活動屋さん(映画出身のスタッフ、キャスト)の非常に熱い思いと愛情があって、オーバーに言うと毎日、戦いに行くようでした。集中力と体力の全てを1日の内に発散して、また次の日というのが2年間続いて。

 「太陽にほえろ!」も「スクール☆ウォーズ」もフィルムで撮影されています。NGを出すと、全部パアになります。フィルムは高いので、極力NGを出さないように心がけました。僕、いまだにNGは少ないですから。

 とはいえ、「太陽にほえろ!」では主役の時間は少なかった。各エピソードの主人公はローテーションでしたから。

 僕はもともと、リーダーシップを発揮するタイプではなく、内向的な性格でした。高校時代は友達も1人2人で、人生について、これからどういうふうに生きていけばいいのか話し合って…マジメでしたね。

 体育会系にいて、厳しさ、楽しさ、チームプレーの大切さを学んではいたけど、おとなしいので、キャプテンってタイプじゃない。それが「スクール☆ウォーズ」ではキャプテンの役回りをやらなきゃいけないということで、そんなことも言ってられません。

 撮影が始まって、台本の中で役回りははっきりしてるから、それにのっとって毎日、鼓舞してたなと。そういう形に段々となってくるし、自覚も出てくる。任せていい部分といけない部分もわかってきます。年齢も生徒役の若い俳優さんたちより10歳くらい上だったので、自然とそういう形になっていきました。「先生」って呼ばれてたし、毎日毎日やってると、そういう役回りになっちゃうんですよね。

 僕は外出の時もネクタイを締めて、先生みたいな格好をしていました。視聴率も上がっていったから、イメージを崩さないように、表に出ても滝沢賢治でいるように、自然になっていったんです。

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