堀江氏 56億円“宇宙詐欺”で裁判中

 実業家の堀江貴文氏(43)が19日放送の読売テレビ・日本テレビ系「ダウンタウンDX」に出演。アメリカのメディアで14年に報じられた“56億円の宇宙詐欺”について「今、裁判してます」と認めた。詐欺という言葉は否定した。

 ヒューストン・プレスなどの現地メディアは14年11月、「日本の投資家・堀江氏が民間の宇宙飛行で4900万ドル(※56億円)をだまし取られたとして、詐欺でヒューストンの弁護士アート・ドゥラ氏を訴えた」と報じていた。堀江氏はロシア製の宇宙船「アルマズ」を利用した事業に4900万ドルを投資していたという。

 番組で、“宇宙事業投資での詐欺”について話題を振られると、「詐欺じゃないですよ」と否定。「10年くらい前にロケットの会社に投資していたことがあって。投資していた会社が最近ちゃんと仕事してねえな、と思って、去年…1年ぐらい前に裁判起こしたんです。アメリカではニュースになってたんですけど」と説明した。

 投資額は「56億円」と告白。ミッツ・マングローブから「(56億円が)パーになっちゃった、ってことですか?」と質問されると、「パーじゃないですよ。だから今、裁判してます」とした。

 堀江氏は、「(宇宙には)希少金属だけの星とかあるんです。すごい高い金属…プラチナだけの星とかあると思うんで、それを地球にもってこれたら、それだけで何兆円にもなる」と宇宙ビジネスへの夢を熱弁していた。

 堀江氏は「ホリエモンの宇宙論」という本も出版している。

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