元フジアナ・宮崎総子さんが死去

 元フジテレビアナウンサーで、フリーキャスターの宮崎総子(ふさこ)さんが、病気のため24日に大阪・吹田市内の病院で死去していたことが26日、わかった。71歳だった。宮崎さんの実子で、俳優・仲代達矢(82)の養女である女優の仲代奈緒(41)が同日、報道各社にファクスで発表した。病名は公表されていない。

 関係者によると、宮崎さんは病気療養のために吹田市内の病院に入院していたが、治癒することなく帰らぬ人になった。

 宮崎さんは1966年にアナウンサーとしてフジテレビに入社。退社後もキャスターとして幅広く活躍した。85年には落語家の桂文枝(当時は三枝)とのコンビで、関西テレビのワイドショー「モーニングアップル」の司会を担当。93年4月からは、TBS系のワイドショー「スーパーワイド」の2代目キャスターとして人気を博した。

 私生活では、フジテレビ在籍時に同僚のアナウンサーだった山川建夫氏と結婚するが、後に離婚。長女は宮崎さんの義兄である仲代達矢の養女となり、現在は女優として活動している。

 通夜は27日午後7時から、告別式は28日午前11時から、ともに大阪府箕面市の箕面聖苑で行われる。喪主は実子の仲代奈緒。

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