渋谷すばる オランダで海外初ライブ

 関ジャニ∞の渋谷すばる(33)が21日にオランダで開幕した「第44回ロッテルダム国際映画祭」に出席し、映画祭デビューを果たした。単独初主演映画「味園ユニバース」(2月14日公開)で特別招待された渋谷は22日(日本時間23日)にルクソールシアターで、公式上映後に同映画祭で日本人初となるライブを開催。満員の700人が総立ちとなった海外初ライブを弾みに、関ジャニ∞初の海外公演にも意欲を見せた。

 異国の地に乗り込んだ渋谷が、力強い歌声で現地ファンら700人の心を揺さぶった。「緊張した」と話したものの、「100%、100点は出た」と手応えをつかんだ。

 公式上映後、質疑応答を終えると、ソロツアーで帯同するバックバンドとともに渋谷のライブが幕を開けた。1曲目は「皆さんに分かってもらえる曲」をと自身が奏でるブルースハープも生かせる米歌手ビリー・ジョエル(65)の名曲「ピアノマン」を選択。歌詞の一部を「アイム ジャパニーズマン」に変えて熱唱した。

 オープニングで観客のハートをわしづかみにすると、2曲目に歌ったポップな映画主題歌「ココロオドレバ」では会場が総立ちで揺れた。最後の3曲目はバラードの同主題歌「記憶」を歌い、「おおきに」と締めくくった。渋谷がステージをあとにすると現地ファンらが渋谷のソロ曲「あ」を合唱する大盛況のライブとなった。

 ロッテルダム国際映画祭でのライブは極めて異例。上映前に英語であいさつした渋谷は「言葉ではうまくしゃべり尽くせない…。上映終了したら感謝を込めて歌います」と日本人初ライブを報告。上映、ライブともに反響は大きく「温かいリアクションを頂いた。ホッとしています」と笑顔をのぞかせた。

 ソロでの活動はすべて関ジャニに還元する。ライブ中も「関ジャニ∞」と書かれた特注白Tシャツを着用、グループを代表する心意気で歌い上げた。滞在中に訪ねたアムステルダムでは、人生初のストリートライブに乱入する体験もできた。

 現地ファンからもヨーロッパ公演を期待された渋谷は「自分が来たことがきっかけとなり、つながっていければ」。オランダでの貴重な経験を弾みに、関ジャニ∞の海外公演につなげていく。

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