乳がんのシャナン・ドハーティーの夫、元マネージャーを訴える

 『ビバリーヒルズ高校白書』で知られるシャナン・ドハーティー(45)の夫が夫婦の性生活を台無しにしたとして元マネージャーを訴えた。

 2015年2月に乳がんを宣告されたシャナンは、自身の保険の取り扱いを誤ったことで保険が無効となり、医師からの診察が受けられなくなったため、結果的に乳がんの診断が遅れたとして訴えた元マネジャーのスティーヴン・ブラットと今年の夏に合意に至っていたところだった。

 しかし、シャナンの夫カート・イスワリエンコは、ブラットとその会社がシャナンとの性生活に悪影響を及ぼしたうえ、経済的に損害を与えられたとして新たな訴えを起こしている。その中でカートはすでにシャナンが自身の訴訟で主張した点を全て繰り返したほか、タンナー・メインステイン・グリン・アンド・ジョンソン社がカートの資産運用を誤り、悪徳なローンを織り交ぜることになったことで、クレジットスコアを傷つけられたと訴えているとTMZは報じている。

 2015年8月に乳がんを公表したシャナンは、元マネジャーと会計事務所に対しておよそ1500万ドル(約17億円)を求める訴訟を起こした。その際、シャナンは同社が2014年初頭に保険料の支払いを怠った点を指摘していた。その後、保険に再加入したものの、保険料が支払われていない時期には診断を受けることが出来なかったため、医師団はもっと早期に発見できていれば治療もより簡単に済んでいたとの見方を示していた。

 シャナンは今年の7月に化学療法を始めており、もうすぐ終わりに近づいているところだそうだが、今度は過酷な放射線治療に取り掛かるという。(BANG Media International)

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