レオ様の財団、環境保護に17億円寄付

 レオナルド・ディカプリオの財団が地球の資源を保存するための支援金として昨年夏に続きさらに1500万ドル(約17億5000万円)寄付したことが分かった。石油、ガス、石炭などの資源を守る団体に寄付を行ったディカプリオは19日(火)、スイスのダボスで行われた世界経済フォーラムでのクリスタル賞受賞スピーチの際「我々は純粋にこれ以上石炭、石油、ガスへの企業欲へ人類の未来を預けるわけにはいかないのです。金銭目的とする団体はこの破滅的なシステムを維持し続けようと、気候変化の証拠を否定するだけでなく隠ぺいしようとさえしています。もう十分なのです。私達、世界は知っています。歴史はこの惨状の責任を彼らの足もとに突きつけることになるでしょう」「我々が暮らしているこの地上の化石燃料を残さなければ私たちは地球を守ることはできません。20年前、この問題を依存と表現しました。そして今、私たちはその依存を断つ必要があるのです」と語った。

 1998年に設立されたザ・レオナルド・ディカプリオ財団(LDF)の代表を務めるディカプリオはさらに「ここ10年間に渡り、我々は陸と海における保護区の拡大や絶滅危機に瀕する動物たちの保護、地球を侵食する企業に反対する先住民の後援など支援プロジェクトに直接的に寄付をしてきました」「しかし、皆さんと協力しこの活動をより増やしていく必要があるのです。寛大さが私達の未来への重要なカギなのです」「そのため、世界の持続可能な資源を保持するプロジェクトへ1500万ドル以上の寄付を行うことを喜んで発表します」と続けた。

 (BANG Media International)

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