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マッチ、美空ひばりさんからもらった指輪なくした「22年間探してます」

フィナーレで「川の流れのように」を熱唱する出演者=東京ドーム(撮影・金田祐二)
 【2011年11月12日付デイリースポーツ紙面より】
 昭和を代表する歌手、美空ひばりさん(享年52)の二十三回忌を記念し、ひばりさんのヒット曲で東日本大震災の被災者を応援する公演「美空ひばりメモリアルコンサート だいじょうぶ、日本!」が11日、東京ドームで開かれ、郷ひろみ(56)、近藤真彦(47)、AKB48、五木ひろし(63)ら世代を超えた22組のアーティストが出演した。

 88年4月11日の“不死鳥コンサート”以来、23年ぶりに女王がドームに舞い降りた。当時と同じ長さ100メートルの花道が中央に設けられ、ひばりさんが光の中でよみがえる演出でスタート。4万5000人のファンから「ひばりさん、お帰りなさい!」の声が飛んだ。

 トップを務めた郷は、スクリーンで歌い踊るひばりさんと「真っ赤な太陽」を“デュエット”。「ゴルフに一緒に行って、ひばりさんがバーディーを取ったときに、僕に抱きついて喜んだのを覚えている」と懐かしんだ。近藤は「楽屋ですごい指輪もらったんだけど…、22年間探してます」と苦笑まじりに告白し、「テレビファソラシド」を熱唱。AKBは「お祭りマンボ」をコラボした。

 名曲の数々に酔いしれた4時間だった。全37曲のラストは、50人以上の出演者全員で「川の流れのように」を合唱。不世出の歌姫をしのんだ。

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