AKBじゃんけん 前回V内田「勝利の秘訣は…」

 連覇へ向けた予告チョキ!?それとも余裕のピースサイン!?笑顔で“勝利の秘けつ”を語ってくれた内田眞由美
 連覇へ向けた予告チョキ!?それとも余裕のピースサイン!?笑顔で“勝利の秘けつ”を語ってくれた内田眞由美 →拡大する

 人気アイドルグループ・AKB48の24枚目シングル(12月発売予定)を歌う選抜メンバーを決める「第2回じゃんけん大会」が20日、日本武道館で行われる。昨年は選抜未体験の内田眞由美(17)が6連勝を飾り、センターの座を射止めた。今年は68人が参加。勝つためには何が必要なのか。その“法則”を探り、内田と準優勝の石田晴香(17)に“秘けつ”を聞いてみた。

 勝てば「強運」と呼ばれるじゃんけん。1度きりなら確かに運なのかもしれないが、勝ち続けるとなると、何か必ず“法則”があるはずだ。内田も石田も「直感で出しました」と話したが本当だろうか‐。

 まずは勝負手の有利、不利を調べてみた。昨年は全部で68試合(不戦勝1試合)行われ、グーが27勝で勝率39・7%、チョキが24勝で勝率35・2%、パーが16勝で勝率23・5%。パーがやや不利なのか。いやこれだけでは“勝利の方程式”とはいえない。

 続いて「あいこ」に注目した。昨年「あいこ」になったケースは計37回。そのうち、決着がつく前の「あいこ」は23回あり、「あいこ」と同じ手を出して次に勝った回数は10回で、勝率43・5%。「あいこ」になったら同じ手が有利かもしれない…が、いずれにしても、勝負手から結論は導き出せそうもない。

 ならば、じゃんけん選抜の内訳を調べてみた。昨年のじゃんけん選抜16人は、CD選抜(21人枠)未経験者が8人。昨年の総選挙(第2回)で圏外だった者が8人入った。逆に選抜経験2ケタ以上のメンバー12人中、ベスト16に入ったのは3人。選抜常連組より選抜未経験者が有利なのか。

 このことをぶつけてみると、2人とも今年のライバルは、SKE48やNMB48の初参加組という意見で一致。「絶対AKBを超えたいと思っているはず」(内田)「予備選を勝ち抜いてきているから怖い」(石田)と警戒する。未知の勢力はやはり怖いのだ。

 「(必勝法は)強いて言えば、勝ちたいってどれだけ思うかじゃないですかね」と石田。データよりも「ハングリー精神」。確固たる結論が出せなかった腹いせ?に、最後に勝負を申し出てみた。「じゃ〜んけ〜んぽんっ!」。内田が出した手はチョキ。そして記者は…グー!!あらっ、勝っちまった。

 内田は「いいんです。今のうちに負けとけば。悔しくなんかないですからっ」と笑顔をつくったが、その目は笑っていなかった。何という負けず嫌い。センター奪取へ一番必要な要素は、「ハングリー精神」であることを確信させられた。

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