川栄李奈 AKB劇場で涙の卒業公演

 AKB48の川栄李奈(20)が4日、東京・秋葉原の専用劇場で卒業公演を行い、5年間のグループでの活動を終えた。終演後の会見では、おバカキャラとの決別には諦めモードだったが、「もし生まれ変わってもう1回入れるなら、入りたいと思えるほど楽しかったです」とAKB人生を総括。今後は所属事務所をAKBの運営会社から、「エイベックス・ヴァンガード」へと移して、女優業に本腰を入れる。

 2010年7月24日に11期生オーディションに合格し、アイドルとしての人生をスタートさせた。うれしかったこと、楽しかったこと…そして、襲撃事件という悲劇もあった1838日。川栄が本拠地に別れを告げて、AKBでの青春にピリオドを打った。

 最初のMCコーナー、自己紹介をすると『りっちゃん』コールが絶え間なく続き、「いいですか、話しても?」とファン250人を制した。おバカキャラと同時に愛されキャラであったことを証明するように、島崎遥香(21)や同期の小嶋菜月(20)は早くも涙声になり、主役は「マジで泣かないでよ!!」と照れ笑い。

 そんな川栄が泣き顔に変わったのは、アンコールに入ってからだった。センターを務めるコミックソング「ハステとワステ」を、アホ面メークをした同期の菜月、名取稚菜(20)と3人で披露。その後、NMB48・山本彩(22)ら不在メンバーからの惜別VTRが上映されると、涙があふれ出た。

 「本当に5年間ありがとうございます。今日は久しぶりに見る方もいて、『まだいたんだ』と思いましたけど、忘れないで応援してくださって、ありがたいです。皆さんがいて私も頑張れる。これからも私は前を見て頑張ります」

 別れのスピーチで感動的な締めくくり…となるはずが、追加で、新たな所属事務所をあわてて告知するグダグダぶり。ステージを降りるときには、持ち味の明るい笑顔を取り戻していた。

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