「虎に翼」寅子、見合い決断の理由が「心ッ底くだらないが」 ネットも心中複雑【ネタバレ】

 15日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、寅子(伊藤沙莉)が、切羽詰まった思いを打ち明け、両親に見合い相手を探して欲しいと訴える。

 この日の「虎に翼」では、未婚の寅子に弁護の依頼は相変わらずこず、ついに女性依頼人からも断られてしまう。そんなとき、先輩の久保田がついに女性第一号として法廷に立つことが決まる。傍聴しに行く寅子、よね、轟だったが、久保田が代議士を呼び捨てにするたびに判事が失笑。さらに久保田は新聞記者の取材に、結婚、妊娠をしていることも認め、寅子は驚く。

 さらにその法廷の建物内で、1年以上ぶりに花岡(岩田剛典)と再会。花岡は婚約者を連れており、これで寅子の心は決まった。帰宅すると両親の前で正座をし、「今更と言われるかもしれない」と前置きした上で、見合い相手を探して欲しいと頭を下げる。驚く両親は、寅子が弁護士を辞めるものと思ったが、寅子は「はて?辞める気なんてありません」。

 そして「分かったんです。本ッ当に、心ッ底くだらないと思いますが、結婚しているか、いないかということを人間の信頼度を測る物差しにしている人が非常に多いと言うことを」と訴え「立派な弁護士になるために、社会的信用度、地位を上げる手段として結婚をしたいんです!」と頭を下げる。

 これに母・はる(石田ゆり子)は相応しい相手を必ず見つけると頼もしく言い放つ。

 寅子のあまりにも率直な結婚したい理由にネットも「女性というだけで得られないものの多さ大きさを15分で見せつけられてクラクラした」「土下座して仕事のために見合い相手を見つけてくださいと頼む朝ドラヒロイン良すぎる」「あれだけ否定していた見合いにとうとう足を踏み入れなければならないほど寅ちゃんが追い詰められていたとは…」「男女関係なく『結婚もしてないお前にはわからん』て価値観は現代にもある」などの声が。

 他にも、司法試験を断念した書生の優三(仲野太賀)を見合い相手に推す声もチラホラあがっていた。

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