お笑いトリオ・ハナコが、４日放送のフジテレビ系バラエティー「相葉◎×部」にＶＴＲ出演。ハナコの結成秘話を明かした。

　ハナコの３人はもともと、芸人養成所「ワタナベコメディスクール」の同期。その中で菊田竜大と秋山寛貴がコンビ「ウエストミンスター」を結成した。岡部大は別の相方と「エガラモガラ」を結成していたが、２０１３年１０月に解散し、１人になった岡部を、菊田が食事に誘ったのがきっかけだったという。

　その際の思い出を岡部は「菊田が『お笑い、またやんないの？』って聞いてくれて、『誰か（一緒に）やりたい人とかいないの？』みたいに言われたんで、僕はもうここしかないと思って『ウエストミンスターと一緒にやりたい』って言ったら、めちゃくちゃ嫌な顔されて」と回想。菊田も「僕は嫌だったんです。僕はコンビでやりたかった。コンビで売れるのがお笑いの王道じゃないかなと思ってたので、『ごめん、ちょっと無理』ってちゃんと断って」と明かした。

　それでも、秋山が岡部の加入を歓迎したことで、１４年にトリオ「ハナコ」を結成した。岡部は「菊田にとっては最悪の結成」と笑いつつ、「“試用期間”みたいなのがありました。本当に岡部を入れるかどうか、ちょっと試そうみたいな。１カ月ぐらい」と説明。秋山も「そうでしたね。面白そうかどうかっていうのを」と振り返った。

　その試用期間中に早々と結果を出したことで、活動が本格化。秋山は「良かったです。最初から」と語り、岡部も「最初の事務所のバトルライブで優勝できて。その優勝で名前呼ばれた時、菊田が一番喜んでました」と笑った。菊田も「本当にウケるんですよ。これが売れるお笑い芸人の道筋なんだと思って、手のひら返しじゃないですけど」と認めていた。