「イシナガキクエを探しています」 安東弘樹アナ、なぜかテロップと違う時間を告知 ネットザワつく

 テレビ東京系のフェイクドキュメンタリーホラー「イシナガキクエを探しています」が29日スタートした。55年前に失踪したイシナガキクエという女性を探すという「特別公開捜索番組」と説明。あまりの不気味さにネットでは早くも考察が繰り広げられている。

 あくまでも「フィクション」である今回の捜索番組。米原実次さんという男性がイシナガキクエという女性を探している最中に84歳で死去。番組は米原さんの遺志を継いで、このイシナガキクエさんを探すという建前だ。

 番組では亡くなる直前まで米原さんに密着。米原さんにとってイシナガキクエさんは「家族のような存在」だといい、尋ね人のチラシをつくって何十年も探し続けているという。チラシには特徴が書かれており、特に違和感を覚えるのが「会話 できない」という部分。米原さんは「しゃべれないんじゃない。おとなしいんだね」と説明しているが…。

 米原さんの家族は病気や事故で全員亡くなっており、チラシは近所の人は何度ももらっているという。しかも失踪したのが55年前。もうイシナガキクエさんを覚えている人はいない。スタッフは「妄想ではないか?」と米原さんに率直に疑問をぶつけると、米原さんは最初は「ない」と言っていたイシナガキクエさんの写真を出してくる。その写真はあまりにもピンボケ。それが恐怖を一層かりたてる。

 番組ではAIでこのピンボケ写真を解析し、ある程度の顔の様子を浮き出す。米原さんは、この写真を出した2週間後に亡くなったという。死因は明らかにされていない。

 番組では視聴者にイシナガキクエさんの情報を呼びかけ。電話番号も告知した。実際に電話をかけると、回線が混み合っているためメッセージを吹き込んでほしいという趣旨のメッセージが流れる。

 実際に、情報提供者が現れ、MCの安東弘樹アナがその情報提供者と電話で会話するなど、昭和の時代に多く見かけた行方不明捜索番組のような展開に。写真の不気味さ、米原さんの謎の死など、ネットも「見たいけど怖そうで見れない」「小さい頃にこういう番組を見て、行方不明者の写真が怖かったことがあるという記憶が蘇った」「深夜に観る分にはとても心臓に悪い。得体が知れないホラーでとにかく気味が悪い」などの声が。

 さらに、ラストに安東アナが次回放送を告知するが、テロップには「5月10日よる1時53分」とあるにも関わらず、安東アナは「25時33分、深夜1時33分からです」と違う時間を連呼しており、ネットも「次回放送時間のテロップと安東アナの口頭の時間がズレるのはイシナガキクエが耳の悪い可能性がある」などの考察も広がっていた。

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