優れた脚本家に贈られる「向田邦子賞」の最終選考が23日、都内で行われ、昨年3~5月にNHKBSプレミアムで放送された「グレースの履歴」を執筆した脚本家の源孝志氏(62)が選ばれた。
会見に出席した源氏は「向田邦子賞は、第一線の脚本家が選ばれるものだと思っていて、憧れの賞だった」と喜びを語った。演出家や映画監督としても活躍していることもあって「わりと脚本書いていて、毎回一生懸命書いているので、脚本家として認めてくれないかなと何十年も思っていた。やっと見つけてくれてありがとうございます」と話した。6月に都内で贈賞式が行われる。