元衆院議員の杉村太蔵が２７日、ＴＯＫＹＯ　ＭＸ「バラいろダンディ」に出演。ドジャース大谷翔平選手が日本時間２６日（現地２５日）、元通訳の水原一平氏が違法賭博に関与し、大谷の口座から４５０万ドル（約６億８０００万円）を窃盗していた疑いを持たれ、解雇されたことについて声明を発表したことについて、「完璧だった」と話しつつ、次に予想される「注目ポイント」を明かした。

　杉村は、「僕も１２分見ましたけど、もう完璧な会見ですよ。まあ、記者がいないから、会見とは言わない。声明かもしれないですけど、いま、大谷さんが断言できること。うそ偽りない、一点の曇りもないこと、このことだけをシンプルに伝えた」と絶賛した。

　続けて「万が一、あの声明にウソがあったら、選手生命どころか、アメリカにもいられなくなってしまうくらい、極めてリスクがある。だからこの５日間、弁護士やドジャースの球団も含めて、徹底的に大谷さんの主張を洗っていたと思うんですよ。これでちゃんと間違いないと、完璧に大谷の言っていることは間違いないことを確認した上で、あの声明に臨んでいるはず」と推測した。

　杉村はその上で、「何で水原さんが送金できたか。これは水原さんが説明すべきこと。真相解明は捜査当局に委ねられているので、捜査当局に任せましょうと。大谷さんが言ってしまうと、本当かどうか分からなくなる。下手に推測で発言するのは控えようと。非常にいい会見でした」とまとめた。

　さらに、今後の最大の注目ポイントを明言。「水原一平さんが、今回の大谷さんの声明を、完全に受け入れるかどうか、ですよ」と述べた。「実は、大谷さんの言う通りなんです。本当に私がウソをついて、申し訳なかったと。逆に可能性としてあるのであれば、一部反論したいと。ひょっとしたら水原氏も弁護士を雇って反論する。こうなると、長く続いてしまうなと。今は水原氏のコメント待ちじゃないかな」と予想した。