ミヤネ屋出演医師、中国ゼロコロナは「科学的にナンセンス」日本の規制緩和「決断を」

 内科医・おおたわ史絵氏が30日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、日本のコロナ対策について「そろそろはっきり決断を」と規制緩和を提言した。

 番組では、中国で現在も続く厳しいゼロコロナ対策について特集。中国各地で反対デモが起きていることなどを伝えた。

 司会のフリーアナウンサー・宮根誠司は「日本はこれから2類、5類相当の議論ということになりますが、ワールドカップを見てると、われわれでも別世界のようなものを感じる」とマスクなしで大歓声が響き渡るカタール大会を例に挙げた。「中国の人はもっと感じてるわけで、明らかに(厳しい規制の)副作用が出てますよね」と指摘した。

 おおたわ氏は「ゼロコロナ政策というのを(取材VTRで扱われた)上海が本気で成し得ると信じているんだったら、この大都市で本気で信じているんだったら、少し恐ろしい気がします」とゼロコロナが絵空事であるとした。「地球上の中でコロナにせよウイルスにせよ、いろんな形になって形を変えていくわけで、人間のために地球はあるわけではないので、封じ込めるということができると思っていること自体が、非常に科学的にナンセンスとしか言いようがない」とバッサリ切った。

 続けて日本に目を向けて、コロナ対策は「政治判断」と指摘。「他の国はもっとワクチン接種率が低くても、コロナの死亡率が高くても規制緩和してる国はたくさんある」と説明し、「日本もそろそろはっきり決断をしなければいけないと真剣にわたしは思ってます」と規制緩和を主張した。

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