武井壮、山上容疑者と旧統一教会関係知っても「彼が起こした行動全く理解できない」

 タレントの武井壮が19日、フジテレビ系「めざまし8」で、安倍晋三元総理を銃撃した山上徹也容疑者について、一部で旧統一教会と母親の関係から同情的な声も上がっていることに、自分の体験を重ね「ぼくは本当に分からない」「人を背後から撃ち殺した殺人事件としか思えない」と語った。

 番組では山上容疑者と見られる人物が数多く投稿していたSNSについて、専門家の分析を紹介した。

 これに武井は「ぼくは学者でも何でもないので、彼の人生に同情すべき点も多々有るし、献金とかで受けた彼の精神的なゆがみとか、そういうものも感じるから、制度に問題がなかったか、今のシステムに何が不具合がなかったのか、いろんなことを考えて同情的な気持ちになることもあるが、ぼくは本当に分からない」と、山上容疑者の背景を知った上でも今回の犯行を「分からない」とした。

 武井自身も「自分の親が投資で財産を失ってしまい、破産してしまい、一家離散してしまって」という家庭環境だったと説明。だが「そこから自分で人生を立て直そうとして小学校時代から努力し始めた。世の中でなにか生きる術はないかと探して自分の人生を守ってきた」ことから「失敗したからといって元の人を撃ち殺してやろうという気持ちになったことはないから、正直全く彼が起こした行動に対して理解することは全く出来ない」と語った。

 「シンプルに、人を背後から撃ち殺した殺人事件としか思えなくて。それ以上のことを何かの理由で仕方ないって受け止めることはぼくにはできない」とも話していた。

 武井は放送後にツイッターを更新。「不遇から抜け出せない苦しい環境を、努力でなんとかしろなんて押しつける気持ちはさらさら無い」とし「不遇に負けて犯罪者になるくらいなら、せめて自分だけは幸せになって欲しいと思うだけだ。財を失う、家族を失うことは悲しいが、0から1を作れない人生にしてしまう事の方が不幸だと思うだけだ」と、発言の真意を説明している。

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