Kis-My-Ft2 デビュー10周年 藤ヶ谷太輔「中心には常にファンの皆さん」

 Kis-My-Ft2が2日、全国5大ドームツアー「Kis-My-Ftに逢える de Show 2022 in DOME」の東京ドーム公演初日を迎えた。昨年8月10日にデビュー10周年を迎えたグループにとって記念のツアーであるとともに、約3年ぶりの有観客ツアー。7人はデビュー曲「Everybody Go」から新曲「Two as One」まで計36曲を披露し、5万5000人にメモリアルイヤーを迎えた感謝を伝えた。

 「お帰りなさいませ、お姫様!声は出せないけど、ペンライトで気持ちガンガンぶつけてこい!」。宮田俊哉(33)は高らかに呼びかけた。3年ぶりに聖地に戻ってきた熱狂。まばゆい景色に、スタートからテンションはMAXに達した。

 北山宏光(36)は「マスク越しに見えるファンの方のエネルギーをすごく感じて、僕らはそれをいただいて返していく。コンサートってそういうやり取りだなと改めて感じました」としみじみ。藤ヶ谷太輔(35)も「僕らの中心には常にファンの皆さんがいる」と熱気をかみ締めた。

 デビュー10周年ツアーを記念し、7人の真心のこもった演出が散りばめられた。メーンステージには「ありがとう」「感謝」を花言葉に持つカーネーションやフリージアなどの花々がズラリ。着用した衣装は、これまで愛用してきたものを玉森裕太(32)のデザインでリメークした。

 グループお家芸のローラースケートで縦横無尽に駆け巡ったかと思えば、ド派手な特効でワイルドな激しさも表現。初披露の「Two as One」は玉森がパイロット役の主演ドラマ「NICE FLIGHT!」(テレビ朝日系)の主題歌ということもあり、二階堂高嗣(31)の発案で、滑走路をイメージした爽快な演出で楽しませた。

 ツアータイトルはジャニーズJr.時代に実施したコンサートツアーのタイトルを再掲した。9日に命日を迎える故ジャニー喜多川前社長が最初につけてくれた思い入れのある標題だ。千賀健永(31)は「原点回帰。昔の自分たちを思い出して、これからも進んでいこうという思い」と明かした。

 スクリーンには、11年前、東京・代々木第一体育館でCDデビューを発表し歓喜する7人のVTRも映し出された。横尾渉(36)は「7人でともに走ってこられたのは奇跡に近い」と振り返る一方で、「7人でしか見せられない新しい景色を見せられるように、皆さんの力を借りながら走っていきたい」と未来に目を向けていた。

 ◆Kis-My-Ft2 2004年4月に前身グループ「Kis-My-Ft」を結成。メンバー変更を経て、05年7月に現メンバーとなる。グループ名はメンバー7人の頭文字をつなげたもの。さらにタップダンサーのグレゴリー・ハインズが、敬愛する米歌手サミー・デイビス・ジュニアの靴にキスをしたという逸話をもとに「尊敬されるグループに育ってほしい」という故ジャニー喜多川前社長の思いが込められている。ローラースケートでのパフォーマンスでも知られる。

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