謝罪のプロが本質的なダメ出し 「都議会議員で4年間で2千件は少ない」

 “謝罪のプロ”と言われる政治家コンサルタント・鈴鹿久美子氏が24日、フジテレビ系「バイキングMORE」に出演。23日の他番組に続き、この日も7月の東京都議選での再選以前に無免許運転を繰り返していたとして在宅起訴された木下富美子都議の22日の辞職表明会見にダメ出し。発言の本質的な部分にメスが入った。

 会見から2日たっても、鈴鹿氏の指摘ポイントは尽きなかった。問題視したのは、木下都議が「4年間の都議会議員として本当に多くの方々、数にして2000件を超える多くの困りごと、もちろんできなかったこともたくさんありますけど、その課題解決に力を尽くしてまいりました」と児童虐待防止や水難事故防止、防災倉庫設置などの具体例を挙げて自己アピールした部分。

 「議員時代の実績アピールを5分も話すのは長すぎる。許してもらう土壌づくりに失敗した」と断言した鈴鹿氏は、さらに「まず『2000件を超える困りごと』ってありますけど、都議会議員で4年間で2000件は私は少ないと思います。もっと皆さんやってると思います」とバッサリ。

 都議の仕事にも言及し「『解決に力を尽くした』と言いますけれども、都議がする仕事というのは、私は御用聞きだと思ってます。仕事を拾ってきたら、今度は行政につなげるのが都議会議員の仕事。ですから、女性の保護のためのシェルターを作ったとか猫を保護したとか、全部1人でやったように言ってしまってるのが損でしかない。実績アピールしてるつもりで自慢話に聞こえてしまったのが失敗だったと思ってます」と切り捨てた。

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