丸川珠代五輪相（５０）が１０日、閣議後の定例会見を行った。自民党総裁選に高市早苗前総務相（６０）が立候補したことについて、女性活躍担当大臣も担う丸川氏は「女性が政治に参画する上で、一つのロールモデルとしてトップを目指す姿を国民に示す候補者がいることは非常に望ましい。（女性候補が）手を挙げられる環境整備は重要」との見解を示した。

　ただ、政府が検討を続けている「選択的夫婦別姓」について高市氏は反対する立場を示しているが、丸川氏は「男女共同参画社会基本法で『通称使用を進めていく』と書かれているが、高市候補はここについて熱心に取り組まれている。政府として決定したことに取り組み、参加していたことは非常に重要だ」と述べた。