歌手の和田アキ子とタレントの陣内智則が１４日、ＴＢＳ系「アッコにおまかせ！」で、自民党の二階俊博幹事長による東京五輪・パラリンピックのボランティアをめぐる発言に苦言を呈した。

　二階氏は、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言によってボランティアの辞退が相次いでいることに対して「瞬間的なもの。どうしてもお辞めになりたいなら新たに募集する」などと発言。波紋が広がっている。

　これについて、和田は「これはちょっとね…これは陣内、どう思う？ボランティアの人によ？ボランティアってそういうもんじゃないと思う。心底、誰かのためになりたいっていう。自分をおいても人のために…っていうか、今回はオリンピックだから国のためにっていうのがあるのに、一時的なもんだとかね」と、二階発言に不快感を隠せず。

　陣内も「辞めたいんやったら勝手にせえよってことですもんね。この流れでこの言い方されたら、じゃあもうやりませんよね」と、ボランティア精神を軽視するような物言いにあきれていた。