元格闘家で立憲民主党の須藤元気参議院議員が２７日、ツイッターを更新。新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた生産者対策として、自民党が打ち出した「和牛券」など関連業界をバックにした「族議員」への批判が相次いでいる中、江藤拓農林水産相が支援対象を他の農林水産品に広げる方針を掲げたことに対し、「何でこんなに商品券にこだわるんでしょうか」と疑問を呈した。

　須藤氏は「『商品券』をお肉やお魚だけでなく、林業や農林水産品に広げて検討していく方針だそうです」と切り出し、「何でこんなに商品券にこだわるんでしょうか」と現金支給より商品券にこだわる現状に問題提起した。同氏は「後々、今の状況をハリウッドで実写化したら良いコメディ映画になりそうですね」と皮肉を込めた。

　自民党内では和牛に続き、魚介類が対象の商品券を発行する案もあるという。