再来年の大河に吉沢亮 一万円札の顔・渋沢栄一氏役、1カ月間話せず「今、安心」

大河ドラマ「青天を衝け」の渋沢栄一役に決まった吉沢亮=NHK(撮影・三好信也)
大河ドラマ「青天を衝け」の渋沢栄一役に決まった吉沢亮(中)右は脚本家の大森美香=NHK(撮影・三好信也)
2枚

 NHKは9日、再来年の大河ドラマに、吉沢亮主演で、「日本資本主義の父」と呼ばれ、新一万円札の顔としても話題となっている渋沢栄一氏を描いた「青天を衝(つ)け」を放送することを発表した。

 脚本は大森美香氏が務める。大河ドラマはこの作品で第60作目。

 吉沢は「60作目の主役をやらせて頂くことをとても光栄に思います」とコメント。「大河の歴代の主演を務めてきた役者さんは名実ともにトップクラスの役者さんという印象が強い。僕にお話をいただいたとき、すごく光栄だと思う反面、尋常じゃないプレッシャーを強く感じました。渋沢栄一という人間を、人生を、エンターテイメントとして皆様に届けられるよう精一杯頑張りたいです」と話した。

 “吉報”が訪れたのは1カ月ほど前。吉沢は「大河の主演決まりましたと言われて、大河ってもう1個枠がありましたっけ?みたいな感じで、緊張しすぎて、緊張とかそういうレベルにいかなかった」と相当に驚いたことを明かした。「マネージャーさんに、誰かに話して漏れたら、主演変わったりするからねと言われて誰にも言えなかった。今、安心してます」と安堵の表情を見せた。

 現在放送中の朝ドラ「なつぞら」では、主人公の幼なじみで、36歳で夭逝した天陽を演じ、“天陽ロス”なる言葉も生まれている。吉沢は「タイミングとしてもちょうど先週の23週が天陽の最後の週で、『天陽くんロス』という言葉も僕のもとにも届いていますが、ここで発表になるなんて、こんなことあんの?くらいのバッチリ感。天陽で僕のことを知って下さった方も多いと思いますが、天陽と違った面白さを届けられるように頑張りたい」と端正な顔を崩した。

 制作統括の菓子浩氏は「天陽くんが帰ってきました。みずみずしい渋沢栄一を演じて頂きたい」と話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス