鳩山元首相、トランプ大統領の「日米安保は不平等」報道に「米国への依存体質から脱却を」

 鳩山由紀夫元首相(72)が26日、ツイッターを更新。トランプ米大統領が日米安全保障条約は「不平等」として、破棄する可能性について親しい者との私的な会話で言及したと報じられたことを受け、日本にとって米国への依存体質から抜け出す好機であるとの持論を展開した。

 鳩山氏は「トランプ大統領が日米安保が不平等なので破棄する意向を示したとの情報が駆け巡った。日本にとってアメリカへの依存体質から脱却して、真に望ましい安全保障のあり方を考えるチャンスと捉えるべきではないのか?」と時代の転換期であることを指摘。返す刀で「それが真の保守と思うのだが、政府はうろたえて打ち消すのに必死になっているようだ」と、これまでの体制から抜け出せない現政権にクギを刺した。

 さらに、鳩山氏は「日本人は日米安保で思考停止になっているようだ」とツイートを連投。戦後から続く、日本人の日米関係に対する考え方を改める機会でもあると訴えた。

 同氏は「脅威=能力×意図であり、如何に相手の意図を減殺させるかが外交による安全保障で、沖縄の米軍基地がなくなる分、自衛隊を増強せねばならないのではない。抑止力を高めれば相手も抑止力を高めようとするのだ。逆に意図を減殺させる競争をすれば良い」との考えを示した。

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