松田るか“勘違い”で沖縄から上京決意!?「ミスが転じて結果オーライ」

女優として活躍中の松田るかは、とある“勘違い”で上京を決意した
女優として活躍中の松田るかは、とある“勘違い”で上京を決意した
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 新時代「令和」を舞台に大きく羽ばたこうとする女優・松田るか(23)。「5年で芽が出なければ辞める!」と誓って、18年間を過ごした故郷・沖縄から上京して5年目の平成最後にファースト写真集「松田るか1st.写真集 RUKA / LUCA」を発売した。沖縄で約7年間ローカルタレントとして活動したのち、高校卒業と同時に上京。『仮面ライダーエグゼイド』(2016年)のヒロイン役で注目され、今年は5本の映画に出演する多忙ぶり。そんな松田を現在の道に導いたのは、とある“勘違い”だったという。

 将来の進路を決める高校時代。地元テレビ局プロデューサーからかけられた「東京に行った方がいい」という一言が、揺らいでいた松田を決心させた。ところが「つい最近判明した話ですが、その方は私に“東京で仕事をした方がいい”という意味ではなく、“大学に行くなら東京がいいよ”というニュアンスで伝えたそうで…。私は芸能人として認められたと勘違いして上京していたんです」と5年目の真実に苦笑い。

 上京と同時に現在の事務所に所属。長く経験してきたタレント業からスタートするのかと思いきや、「演技経験は皆無」という松田が選んだのは女優業。沖縄時代は「幼少期からテレビに出ているということもあり、私に対する周囲のイメージが出来上がっていた。私自身そこに自分を当てはめてしまい窮屈だった」とジレンマを感じており「東京では私のことは誰も知らないわけですから、自分の好きなように自分を解放しようと思った。女優業を進めていく中で、自分本来の自我が形成されていくのがわかった」とゼロからのスタートで生まれ変わった心境だ。

 その一方で、人間としてもタレントとしても育ててくれた沖縄を離れるにあたり「5年で芽が出なければ辞める!」という負荷を自らに課した。「結果を出せないままダラダラと続けても意味がないし、期間を設けていたからこそオーディションに落ちたとしても次に目を向けられた。作品との出会いは運とタイミングですから、不合格になっていちいち落ち込んでいるのは時間の無駄。東京には女優として挑戦できる様々なチャンスがあるんだから、次々やらないともったいない」とハングリー精神を隠さない。

 タイムリミットの5年目に出版した写真集「松田るか1st.写真集 RUKA / LUCA」には「グラビアで水着姿になるのも写真集を出すのも、きっとこれが最後。5年一区切りで女優としての活動をより一層本格化させたいという気持ちがあるから」という不退転の思いが込められている。言葉の受け取り方の勘違いから始まった決意の女優生活。松田は「4年制大学を終えてから今の仕事を始めていたとしたら、遅かったと思う。人生のミスが転じて結果オーライ。いい勘違いでした」と喜色満面だ。(まいどなニュース特約・石井隼人)

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